天界兵団 対 水族
大立ち回りが堪能できる芝居
京劇《虹橋贈珠》1996年資料映像
田冰(当時33歳)が演じる凌波仙子
1978年の資料映像
京劇の武旦・張美娟(1929-1995)と崑劇の小生・蔡正仁の共演
ちなみに上海京劇院の俳優・史依弘(史敏)は張美娟の弟子にあたります。わたしが上海で初めて観た舞台では師の代表作《火鳳凰》を演じていました。
あらすじ
水府の神仙・凌波仙子は虹橋で出会った書生の白泳と恋に落ちて結婚する。
天の法を犯したとして二郎神が天界の兵団を率いて凌波仙子を捕らえにくる。
凌波仙子は水族を率いて迎え撃つ。白泳は婚姻の証として凌波仙子から贈られた宝珠を用いて天兵天将たちを退却させる。

主な登場人物と役柄
凌波仙子 武旦
白泳 小生
書童 丑
亀帥 武旦
蛙 武旦
青龍 武浄
白虎 武浄
伽藍 武生
哪吒 武生
二郎神 武生
データ
神仙の水母[=クラゲ]娘娘が孫悟空や天界の兵団に退治される伝統的な神話劇《泗州城》をもとに翻案した芝居。
1953年に張美娟の舞台を観劇した中華人民共和国初代総理・周恩来の助言により大胆に翻案された背景があります。
神話劇といえばやはり