2022-03-31 京劇臉譜図鑑 西遊記 化粧 2025/01/05更新 西遊記のお芝居はこちら 孫悟空天宮で大暴れして捕まり、八卦炉に入れられた後なので目のまわりは金色です。いわゆる「火眼金睛(かがんきんせい)」 (邪悪を見抜く眼力)。ちなみに八卦炉に入れられる前までは仲間のサルたちと同じ、桃色です。帽子の模様はサルの毛並みを表しています。行当(役柄)は武生または武丑が演じます。 沙悟浄これは三蔵の弟子になった後の顔です。お坊さんの基本的メイク。『水滸伝』に登場する英雄・破戒僧の魯智深もこのような顔をしてます。 猪八戒なんともインパクトのある顔。実際に舞台でよく見かける八戒は本物の豚よろしく前に突き出た鼻と耳をつけた姿です。 托塔天・李靖孫悟空が天宮で大暴れをする《閙天宮》では征伐部隊の司令官として貫禄たっぷり。その名の通り手に金塔を持って登場します。 太上老君道教の教祖。額には陰陽の模様。 孫悟空がほおりこまれた八卦炉は仙人には欠かせない丹薬をつくるためのもの。 二郎神・楊戩二郎神といえば三つ目。顔は金色で圧倒的存在感。李靖の息子・哪吒と共に戦います。 巨霊神特に目をひく面白い顔。京劇《閙天宮》では両手に錘を持って巨体を震わせながら孫悟空を捕らえようとします。実にコミカルです。 北斗七星二十八宿のひとつ。 南斗六星二十八宿のひとつ。 仏猿孫悟空が昇天して仏になった後の顔。 青龍白虎と共に天宮で暴れる孫悟空を追いますが軽くあしらわれてしまいます。