中国京劇雑記帳

京劇 すごく面白い

鄭子茹 京劇専場晩会[2001年5月]

 

鄭子茹 京劇専場晩会

2001年5月12日・13日19時15分 北京・人民劇場

 

《結縁》芸術総監・演出:鄭子茹

《対花槍》(河南豫劇改編)

 姜桂英:鄭子茹 羅芸:範永亮(上海京劇院)

 羅松:黄炳強 羅煥:王岩 羅成:王旭東

 秦瓊:田永剛 史大奈:郭振龍 尤俊達:呂昆山

 程咬金:王徳富 丫環:朱穎

 四馬童:趙志強 侯冰 兪雷 陳剛

 

 司鼓:李金平 操琴:張順翔

 

劇場前に掲示された看板とポスター
ポスターと冊子、それに載っている画のサインは「鄭子如」の表記です

 彼女は唱も動きもすべてがパワフル。圧倒的な「陽」というイメージ。パンフレットには自身が演じた京劇、現代劇、海外で参加した作品、ご家族の仲睦まじい姿などの写真と画のほか、文章が綴られています。

 京劇《対花槍》は1980年に初演。高齢の女性役である「老旦」が唱はもとより鎧を纏って武技を披露する「文武老旦」という新境地を開いた芝居で、今では定番になっています。老若男女問わず「強さ」は魅力のひとつ、カッコイイ。不実な夫をやり込める痛快さもあります。

 夫と出会って結ばれる《結縁》の場面を自ら監督、演出して演じています。

 

京劇《対花槍》

 関雅濃による作曲 姜桂芝を演じる鄭子茹

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