2023/12/04更新
2000年9月15日・16日・17日
2000國光劇團首度北京公演
北京 長安大戯院
9月15日(金)19時30分
《白蛇伝》
白素貞:魏海敏 許仙:孫麗虹(前)・汪勝光(後) 青児:朱勝麗
9月16日(土)19時30分
《水滸英義》
蘆俊義:唐文華 史文恭:朱陸豪 林冲:馬宝山
9月17日(日)19時30分
《武家坡》
薛平貴:耿其昌 王宝釧:魏海敏
《銀空山》
代戦公主:朱勝麗
《大登殿》
薛平貴:唐文華 王宝釧:梅葆玖 代戦公主:魏海敏
2000年9月、台湾の国光劇団が初めて北京で公演。北京京劇院、中国京劇院と梨園全体がバックアップ。歓迎ムードに包まれていました。
公演初日は《白蛇伝》。主役の魏海敏は度々北京を訪れて学んだり、公演もしているので慣れていますが、多くの団員たちは初めてでかなり緊張していたとのこと。
翌日は《英雄義》。最後には舞台上に水滸伝の英雄たちが勢揃い。本当に全員いるんじゃないかと思うくらい。お祭りのような華々しさ。
最終日は魏海敏と師である梅葆玖が同じ舞台に。最後の《大登殿》ではものすごいアドリブ(?)が。
魏海敏は代戦公主の役で、梅葆玖演じる王宝釧に挨拶するのが恥ずかしいと筋書通り側近たちに漏らす場面。側近たちは「公主さま、公主さま~」きちんとしないといけないですよ、とたしなめていたところが一転「海敏~(はいみぃ~ん)」!!
「北京に来てお師匠さまがいるってぇのに挨拶しなきゃダメだよ~」と。側近の行当(役柄)「文丑」は、口語でもともと自由度が高いのもあってなんとも粋ですね。
2000年9月12日(火)19時30分
天涯共此時 海峡両岸京劇名家中秋演唱会
北京 長安大戯院
今回の三夜連続公演の前に開かれました。一流の俳優たちが集った実に豪華な演唱会。最後は于魁智と魏海敏の《坐宮》で締めくくられました。
こちらから魏海敏の演技をどうぞ
CCTV戯曲
京劇《貴妃酔酒》 楊玉環:魏海敏
国光劇団のホームページはこちら
シェイクスピアの芝居をもとにした京劇《欲望城国》の北京公演についてはまた改めて。